良いナンプレとは その4

*** 新たに作った問題は、オリジナルと条件を「公平」にすべく 同じヒントのパターン↓で用いて作られていました。 しかし、作る側から見ればこれはまったく公平ではありません。 少々例えが悪いかもしれませんが、落書きを描くのは簡単でも、 それを正確にトレースするのは難しい、ということです。 オリジナルの問題では、ただ「ランダムに」数字を削った結果、 残ったのが「たまたま」その配置形だった、というだけです。 ランダムなヒント配置の問題を作るだけなら、それこそ誰でもできます。 (1)まず解答を一つ用意します    ↓ (2)適当に数字を削っていきます(答えが唯一に決まる限り)    ↓ (3)これ以上削れなくなったら完成 こうして最終的に残った数字が問題です。 しかし、今回新たに作った問題では、元のヒントに合わせて 「意図的」に数字を決めています。 どういうヒント配置が良いとか悪いとかは一概には言えません。 しかし、「狙ったヒントの配置で問題が作れるかどうか」という 観点によって「作り手の能力」を客観的に評価することはできます。 ・ランダムな配置でしか問題を作れない Aさん ・狙ったパターンで問題が作れる Bさん より能力的に高いのはBさんなのは言うまでもありません。 続く
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 制作 稲葉 直貴

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