Lモード
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縦と横のどちらが長いかをヒントにパズル面をL字に分割するパズル。
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このパズル、今のルールに落ち着くまでにかなり試行錯誤をしている。
最初は「縦と横のどちらが長いかをヒントに長方形に分割するパズル」であった。
しかし簡単なものしかできなかったので(「サーチャー」の説明を参照。)、
このネタはしばらく寝かせておいたのだが、
ある日、パズル面をL字に分割することを思い付いた。
それでL字の角にヒントがあるというルールで一問作ってみたのだが、
長方形の場合と同じく、簡単になりすぎてしまった。
そこで、今度はヒントは角に入らなくても良いというルールで作ってみたのだが、
今度は解を一意にするのが非常に難しい。世の中、上手くいかないものである。
仕方がないので、後半は「ヒント配置の美」を切り捨て、
とりあえず問題を成立させることに重点を置くことにし、何とか完成させた。
この「L字に分割」というのは、いろいろ応用できる。
L字の特徴は、あるマスから2方向に伸びているという点である。
この特徴を活かして、「どっちに伸びているか」をヒントにした
「矢印分割」というパズルを後に作ってみた。
数少ない「や行」で始まるという点が評価できるパズルである。
もっと直接に、向きを持ったL字をヒントにして、
「その記号を含むL字はその向きになる(腕の長さは不明)」ように分割する
というパズルも考えられる。
しかし「矢印分割」に近いネタなので、そのまま出すのは躊躇われ、
L字ではなくT字で作ってみることにした。(安直)
そうして作ってみたのだが、これがまた別解の嵐で
どうしても唯一解のものが作れない。
T字でだめならたぶんL字で作るのは、より難しいだろう。
これがパズルの更新日のことだったので、非常に困ってしまった。
仕方なく「T字分割」を断念し、新しくパズルを作ることにした。
午後2時の時点でまだルールさえできてなかったというのは新記録である。
(その後、何とか5時半頃に無事更新作業を終えることができた。)
※「Lモード」はNTTの登録商標です。